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リレー日記

2017年3月 溝渕圭

今年度のレジデントリレー日記もこれで最後になりました。
去年の今頃はどんな仲間とこれから仕事をしていくのだろうと期待と不安がありましたが、実際始まってみると頼もしくそして信頼できる仲間と切磋琢磨しながら頑張ることが出来た1年でありました。初めは、色々なことで苦労しました。今思えば何であんなことで躓いていたのか、出来なかったのか不思議に思えますが、あの頃は緊張しながら色々なことに向き合っていたことが今では良い思い出です。とはいえ、まだまだ知識不足な点は多々あり、これからも先輩方に迷惑をおかけすることがあると思いますが、これからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。そして次のレジデントの先生が入局され、今度は自分も少なからず頼る側から頼られる側になることで、より一層努力が必要であるとも感じています。最後になりましたが、同期の皆と働くことが出来て本当に素晴らしい1年であったと思っています。この学年の良いところは仲の良さだと思っています、そしてどこかでまた一緒に働ける日を期待して私の締めの言葉とさせて頂きます。本当にありがとうございました。

2017年2月 中村仁紀

三月で常岡先生が退官され、四月からは中野先生を中心に新しい医局体制が始まります。同時に何人かの尊敬していた先生も退局され、残される側としては寂しい気持ちです。今後は抜けた大きい穴を若手で埋めていかなければなりません。大学病院という特性上、医療水準を下げることはできませんし、今までの仕事量は変わらないので、個々の負担は大きくなると思われます。当然自分も今の仕事より責任が大きくなると思っています。

それでも今は不安より期待の方が大きいです。医局が若返る分、自分達が活躍できる出番が増えるはずです。僕は来年度も本院で勤務しますが、プロフェッショナルな上級医の先生や真面目な後輩の中で働く環境を大事にして、引き続き邁進していきたいと思います。また一年間働いて、眼科医局をより良くするために必要な改善点をいくつか気付きましたので、声を上げて取り組んでいけたらと思っています。

部活動と同じように、活気のある医局にするには人数が多い方がいいと思っています。今までの慈恵らしい雰囲気は続きますので、入局を考えている方は、一度見学に来たことがある人も含めて、四月以降に見学にいらして下さい。何よりも仕事現場を肌で感じることが一番重要です。僕は慈恵歴が来年度で十年目になりますので、慈恵の良い点やダメな点も知っています。包み隠さず話しますので、見学しに来てくれる場合はぜひお会いできればと思います。

2017年1月 黒澤芽衣

レジデント1年目 黒澤芽衣です。
早いもので今年度も残り2ヶ月となりました。研修医2年目の方は進路が決まり4月から始まる後期研修の生活にむけて準備をはじめ、1年目の方は将来の科を考え、しぼり始めたころでしょうか。
初期研修時代といえば、私は学会発表するチャンスがなく、一度も発表することなく終わりました。
入局後、それが嘘かのように学会発表をするチャンスが増えました。
同じ状況の同期と、お互い頑張ろうと励まし合いながら準備していましたが、学会経験が皆無なこともあり、通常業務をしながらの学会準備は正直大変でした。しかし、後ろ付きの先生が発表の直前まで丁寧に面倒みてご指導くださり、また他の班の上級医の先生方が「頑張っているね」「体調崩さないようにね」と声をかけてくださり、慈恵の先生の暖かさを改めて感じながら準備することができました。その暖かなサポートにより、無事に学会発表を終えることができました。またそのうちの1つを論文にさせていただきました。(発表後、みんなで飲んだお酒がとても美味しかったのは言うまでもありません。)
私は、普段から外来患者の相談や、診療中の疑問を上級医の先生方にぶつけています。それに優しく対応してくれるだけでなく、学会サポートも最後までしっかりとしてくれる環境に、改めて慈恵でよかったなぁと感じます。多くの機会を与えていただき、感謝しています。
常岡教授も常々「患者さんがHappyになるように!」とおっしゃっています。また、学会や勉強会に参加すると「患者さんのHappy」を求めて日々業務や研究をしていることを感じます。
私も「患者さんのHappy」を実現できる眼科医になれるよう、今後も頑張っていきたいと思います。

2016年12月 金義道

レジデント1年目 金義道です。
医者として2年半、眼科医として半年が過ぎました。ここ最近を振り返ってみると、国内学会発表・国際学会発表・論文執筆・外勤スタートなど、数多くの機会を与えて頂いております。自分は初期研修時代にほぼ眼科に触れていなかったため、4月はカルテの書き方すら全く知りませんでした。各班を2ヶ月毎にローテーションさせていただくシステムで、2巡目になると少し成長を感じるとともに、奥深さをさらに感じより楽しくなってきております。ローテート中、眼科知識だけではなく、本を読むことの重要さ、仕事でのスピードの出し方から将来のことまで、人間的な教えも、上級医の先生やスタッフの方々から頂くことが数多くありました。求めれば与えられる、慈恵はそういう環境だと思います。「論文書いてみないか?」「これを海外で発表しよう」など、色々なチャンスをくださいます。飛び込んでみると、思っても見なかった結果を頂けることも有るというのが、すごいところだと思います。これらかも、人間的に成長できるように努力していこうと思います。
最近は、緊急手術の後に先生方と食事(飲み)にいくのがすごく好きです。医者になっても、結局疲れたら同期と飲んで、先生達と飲んで、部活のような暖かさを感じられている今の生活に安心感を覚え、満足させて頂いております。

2016年11月 岸孟史

慈恵医大に入局して早いもので半年が過ぎ、2回目のリレー日記となりました。入局当初より変わらず病棟業務や手術助手など忙しい日々を過ごしていますが、ようやく慈恵医大の教育システムに慣れてきた様に感じます。最近では10月より外勤が始まり、それに向けて外来初診補佐なども少しずつさせて頂き、そこで上級医の先生方から外来のノウハウを教えて頂き大変勉強になっております。
現在は2巡目の網膜硝子体・涙道チームに戻り、厳しくも温かい目でご指導ご鞭撻を受けています。先日はPRPをする機会を与えて頂きました。そこで接眼レンズの取り付け方からレーザー台のセッティング、患者さんのポジションなど本当にゼロから手とり足とり教えて下さり、レーザー終了後には実際に眼底写真を撮り、良かった点悪かった点を丁寧にフィードバックして下さった渡邉朗先生には大変感謝しております。また11月下旬には神経眼科学会で発表をさせて頂きました。スライドの準備からプレゼンテーションの仕方まで親切に教えて下さった敷島先生には大変感謝しております。
この半年を振り返ってみると慣れない業務を覚えるのに必死できついことや嫌なこともありましたが、今回の様に周りの先生方に助けられながらチャンスを与えて下さることは本当に有り難いことで、そのお陰で少しずつではありますが色んな面で成長できていると実感しています。12月からはまだ回っていない緑内障・黄斑・ぶどう膜チームなので、新たな知識や技術を習得できる貴重な機会なので積極的に学んでいきたいと思います。

2016年10月 溝渕圭

もうこの時期だと大体の方は志望科を決めた頃でしょうか。ちょうど1年前、私は眼科の研修が終わり最後の内科研修の最中でした。正直眼科と決めていた私にとって始まるまでは必要な時間なのか、どうせならこのまま入局まで眼科をずっと回っていたいと思っていました。
結論から申し上げますと、回ってとても良かったと思っています。今までお世話になった科の中で1番考えさせられました。それは科の特徴として頻繁に患者や家族と会うことが多かったこともあると思います。研修医の私が1人で回診をしたり、家族と現状について話をすることも少なくなかったので、自分も担当医であるという自覚を持つことが出来ました。科としては治らない疾患が多く、死が身近に感じられる点では眼科と大きく異なり、その中で接する上で患者や家族が必要としているのは、ほんの少しの会話や説明、すなわち思いやりなのだと実感しました。
入局して半年が経ちレジデントもいよいよ外勤が始まりました。外来をもち主治医となる機会が与えられ、余裕は一瞬にして無くなりましたが、忙しいその中で、ほんの少しの思いやりをもって接することが大切であると教わったのだと今感じています。この先、自分の希望が通らないことや半信半疑で始まることはあると思います。しかし、どこで何が自分を助けてくれるかは分かりません。後で振り返れば、必ず「良かったと思える」と思います。眼科と決めた人もそうでない人も残りの研修生活、悔いのないように過ごして頂けたらと思います。そして、やっぱり眼科に変えますと言ってくれる次のレジデントの先生が1人でも増えてくれたら私はとてもハッピーです。以上、10月担当の溝渕でした。

2016年9月 牧野輝美

レジデント1年 牧野輝美です。

研修医の先生方はちょうど入局先を決めた頃でしょうか。
1年前のこの時期、私は眼科に進むことすら決まっていませんでした。仲良くさせて頂いていた上級医の先生からの「内科より眼科の方がむいているのでは?」とのアドバイスを頂いたのがきっかけで、12月に当院の眼科をローテンションさせて頂きました。
私が勝手に抱いていた眼科のイメージはゆっくりと時間が流れ、比較的ゆとりの時間がたくさんあると思っていました。しかし、イメージとは違い外来、手術、病棟と毎日メリハリのある忙しい科であり、やりがいを感じられる科なのだな。と実感し、眼科に入局することを決めました。
入局することを決められてほっとしたのも束の間、眼科を一ヶ月しかローテーションしていなくて入局した後、同期についていけるのかな。という不安がでてきました。確かに入局したての頃は差がありますが、上級医の先生を始め同期同士でもお互いに教え合ったりしているうちにその溝は自然に埋まってくるように思います。なので、眼科か他の科で迷っている方は、そのような心配は全く不要です。そして、この医局の特に良いところは、外勤が半年後からというところです。入局していきなり外勤や外来をもたせて頂いても正しいことが何もわからず、本に書いてあることだけを頼りに診察するようになってしまいます。眼科は診察技術が身につくまではどう診察していいかもわからない科なので初めの月から一人で診察するのはとても難しいと思います。
入局先がそろそろ決まる頃だと思ったので、このような内容で記載させて頂きました。たくさんの後輩が入って頂けることを心より楽しみにしています。
ぜひ、一緒に働きましょう!

2016年8月 中村仁紀

レジデント一年目の中村仁紀です。レジデント生活は忙しいですが充実しており、気づけばもう半年が経とうとしております。入局先で悩んでる研修医の先生や、教室の上級医の先生でもレジデント生活について知らない人が多いと思うので、今月はレジデントの仕事をトピックにします。仕事は大きく外来、病棟、手術に分けられます。
外来ではまず検査の仕方を覚え、視能訓練士さんと一緒に検査をします。検査をしながら、疾患ごとの特徴的な所見を学びます。聞いたことのない疾患もあり、後で調べたりもします。最近は外来に慣れてきたので、初診外来を任せられています。まだ多くの診察はできていませんが、大学に紹介されてくる患者さんの疾患は多岐に渡り、眼科の面白さを感じています。また上級医の先生がサポートしてくれるので、何度もブースにお邪魔して相談させてもらっています。医局員の人柄の良さは慈恵の特徴です。
病棟では入院患者さんの診察や対応を行います。多い日は30名以上の入院患者さんがいて、術後管理に追われることもあります。ただ外来と違って患者さんと共有する時間が長いので、顔見知りになり、退院後の外来受診のときに声を掛けてもらうことも多くなりました。レジデントは患者さんを担当することが少ないので、患者さんに覚えてもらっているだけでも嬉しくやりがいを感じます。また他科で入院している患者さんの眼科的依頼があれば、往診したりもしています。
手術はレジデントが活躍できる場だと思っています。まず手術予定の患者さんの術前検査は全て僕たちが確認し、問題ないか確認しています。白内障手術の場合は、注文レンズの種類や度数に間違いがないかも確認しています。傍から見ると目立たない仕事ですが、安心安全な医療の提供のためには必要だと思っています。手術は主に助手をやらせてもらっています。助手をこなしながら、器械の名前や使い方を学び、術式を覚えたりしています。先生ごとの好みも分かってきたので、執刀医が手術をやりやすいように工夫しています。手術動画は同期で共有し、一緒に勉強したりもしています。
レジデントは地味な仕事も多いですが、仕事が嫌だと思った日は今のところ一度もありません。日常業務を通じて学ぶ眼科的知識も多く、勉強の機会はどこにでもあると思っています。同期との話す内容も、日々レベルが上がっていきています。十年後にみんなでどういう話をしているのか、とても楽しみです。この生活も残り半年ですが、医局のために毎日しっかりと仕事に取り組んでいこうと思っています。

2016年7月 黒澤芽衣

レジデント1年 黒澤芽衣です。
入局し早くも4ヵ月が経ちました。忙しくも充実した日々を過ごしています。
私たち慈恵医大眼科レジデントは、白内障・角膜班、網膜硝子体・涙道班、黄斑・ぶどう膜・緑内障班、神経・小児・眼形成班の4つのグループに配属され、2か月ずつローテートするシステムをとっています。各々の班の内容は膨大ですが、その期間中は各専門外来や手術に参加し集中的に学ぶことができます。週1回のカンファレンスでは手術が行われた症例に関して検討する時間が設けられています。それに向けて手術動画の編集や対処法をまとめ、医局に数多くある教科書を参考にパワーポイントを作成し、各班の指導医の先生方に添削していただき、カンファレンスに臨みます。症例をまとめることにより知識の整理ができ、加えて様々な知識を得て理解を深められていると感じています。それだけでなく、通常の診療や手術の合間などのちょっとした時間やレジデント向けに開いてくださる医局内の勉強会、月2回のウェットラボ中など、教わる機会が多く、いつも温かく丁寧にご指導いただいています。また、話しやすい同期に恵まれ、疑問点を一緒に考えてお互いの知識を共有することが自然と行える環境であり、非常に楽しく過ごせています。
9月に説明会があるので、少しでも興味があれば参加して雰囲気を知っていただけたらと思います。私含めレジデントも参加します。おいしいご飯を食べつつ、ぜひお話ししましょう!

2016年6月 金義道

レジデント1年目 金義道です。
同期2人目のリレー日記を担当させていただきます。

ちょうど今は、来年度の進路に迷われている方が多い時期でしょうか。思い返せばちょうど1年前の自分も全く同じ状況でした。元々自分は医者家系ではなく、学生時代は部活に明け暮れ、志望も整形外科外科・救急・集中治療を志望しており、研修もできる限りそのような環境に身を置くために聖隷浜松病院で行いました。
そのような状態でなぜ眼科にしたか、実際眼科にしてどうか、もし迷われている方でこの日記を見てくださった方の少しでも参考になれば幸いです。

結論から申し上げますと、「患者さんから感謝されたい」「一つの臓器を網羅的に診察・手術したい」「多職種との連携も取りたい」と考えている方にぴったりの科だと3ヶ月眼科医として研修して感じています。
眼科の最も大きな特徴は、内科的外科的治療を運動系から感覚系まで可能であるということに加えて、患者さんからの満足度がとても高いことだと思います。

実際に働き始めて、感じることは周囲の環境の重要性と同期の大切さです。幸いにして、様々な学会で特別講演からシンポジウム・教育講演を務める先生方、Natureに論文執筆をした先生や後輩に本当に親身に指導してくださる先生、優秀なORTさん達や自分達とは比べ物にならないくらい仕事の速さと正確さを兼ね揃えている事務の方々がすぐ側にいる環境で研修を送れています。
こんな風になれるのかという不安と闘いながら同期と切磋琢磨しておりますが、同期の大切さもまた常日頃感じております。やはり仲間がいると辛くても楽しめますし、なにより皆ファミリーの様な雰囲気が慈恵眼科の一番いいところだと自分は思っています!
来年も既に入局を考えてくださっている方がいて、自分としてもとても楽しみです。

皆さんの参考になれば幸いですが、もし、7月と9月にある医局説明会に参加してくださる方がいらっしゃいましたら、自分達レジデントも必ず参加しますので、 どんな些細な疑問で聞いてみてください!そして、ぜひその雰囲気を味わっていってください!

2016年5月 岸孟史

今年の4月から入局させていただき、早くも1ヶ月半が過ぎました。ただ私は出身も大学も全く関係なく、慈恵医大眼科を選択したことに関して「なぜ?」と疑問に感じる方が多いと思われるので少し説明を加えたいと思います。

眼科医である父の勧めもあり初期研修医時代に2回ほど見学させて頂きました。その際に常岡教授をはじめレジデントの先生方がどこよりも教育システムに力を入れていることを自信持って言われていたことや、和気藹々とした医局の雰囲気に魅力を感じました。さらに実際見学に行って感じたことは、慈恵医大出身でない先生方も少なからずいる中、他大学だとよそ者扱いされることなく楽しそうに過ごされ、とてもリベラルなところだと安堵したのを覚えております。その他入局した理由として、慈恵医大眼科は各専門分野が揃っており各疾患を深く掘り下げて網羅的に学べること、将来手術の腕を上げたいと思う時期が来た時に地元より東京であれば名医と呼ばれる方の手術見学など学べるチャンスがあること、あとは生涯のうち1度は東京に出てみたかったことなどでしょうか。

私のスタートは神経・小児斜弱・眼形成チーム配属となり早くも2ヶ月が過ぎ終ろうとしています。まだ目の前の仕事を覚えて業務をこなすのに必死で、毎日の臨床現場での疑問点を消化しきれてないことに日々葛藤しています。実際に働き始めると当然ながら前の病院とシステムが違うことや、想像していた診療業務や教育システムなどが異なり戸惑うこともありますが、上の先生方をはじめ頼もしい同期や親切なORT、看護師、クラークさんの方々に支えられながら日々過ごしております。この1ヶ月半で感じたことは慈恵医大眼科はとてもリベラルで、逆に言えば自分の考え方や行動次第でいくらでも学べるチャンスのある素晴らしい環境であると思います。特に月2回あるウェットラボでの上級医の先生方の指導や手術での機械出しの手順やレンズセッティングの方法など手厚く指導していただき感謝しています。今はスタートしたばかりで、右も左もわからず周囲のスタッフに色々と迷惑をかけていますが、1日でも早く仕事を覚え、この与えられた環境にめげずに頑張っていきたいと思います。