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視覚神経心理班

研究班員
仲泊 聡、増田 洋一郎、久保 寛之、堀口 浩史、小川 俊平、吉嶺 松洋、寺内 稜

研究概要

本研究班は、玉川大学脳科学研究所のMRI装置を用いて、網膜変性疾患を中心とした患者を被験者として視覚入力に対する大脳視覚野の反応を研究している。特に、第一次視覚野の機能特性と視放線の構築特性に焦点をあてた研究をスタンフォード大学へ留学したメンバーを中心として行っている。また、仲泊が、理化学研究所網膜再生医療研究開発プロジェクトに留学し、iPS細胞等による視覚再建に必要となる視機能測定法の開発に従事している。たとえば、視覚探索課題施行中の視線を計測することによって得られる新しい視野表現について検討中である。さらに、同研究所に併設される神戸アイセンタービジョンパークの運営に参画し、今後、全く新しい視覚障害者支援のあり方を提案していくことになる。