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緑内障外来

基本情報

外来日:
火曜 午後
担当医:
中野匡、伊藤義徳、小池健、野呂隆彦、渡邉友之、柳沼厚仁(2・4週)

特長

1. 緑内障検診システムの確立

緑内障は有病率が高い割に自覚症状がないことから、約9割の患者が未治療のまま放置されているとされている。しかも従来の健康診断では見逃されやすい正常眼圧緑内障が大変多いことが問題となっている。そこで我々はFDT(Frequency Doubling Technology)視野計を用いた判定アルゴリズムを作成するとともに、眼底写真による独自の緑内障判定プロトコールを検討し、最も有効な緑内障検診システムの構築を目指している。

2. 最新鋭の視野計の臨床応用、活用法の検討

理論上、網膜神経節細胞を選択的に刺激し、通常の視野検査で判定できない極早期の緑内障(Preperimetric Glaucoma)を検出するとされる新しい視野計(SITA-SWAP、FDT視野計、ハンフリーMATRIX)を用い、各視野計の類似点、相違点を比較検討し、理想的な活用法の確立を目指す。

3. 眼底写真による緑内障診断ソフトの開発

眼底写真による緑内障診断は読影者間の判定のばらつきや、同一読影者による再現性が問題となっている。さらに近年発表された緑内障診療ガイドラインでは単にC/D比のみでなく、R/D比や、大乳頭、小乳頭といった要素も考慮して診断する必要性を提唱している。そのため、現在我々は緑内障判定アルゴリズムの自由な設定が可能な診断ソフトを開発し、読影者間差がなく再現性のある判定法の確立を目指している。

4. 眼圧の日内変動パターンの同定

人により眼圧の日内変動パターンが異なることが指摘されている。現在我々は国際医療センターと東京警察病院との共同研究により、遺伝子解析により眼圧日内変動のタイプ分類をおこない、緑内障点眼治療におけるオーダーメード医療を目指している